メモ・ノートアプリは、どれを使ってもいい

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メモアプリを使うことは必須

メモアプリとは、メモをとる事を目的としたアプリです。
・・・・・・・そのままですね。

物理的な紙冊子であるノートに代わるデジタルツールです。
紙であるノートもとんでもなく便利な発明品です。

ペンがあれば簡単に書けて、そこに知識も電力も何も必要ありません。
ノートもペンも100円で手に入りますし、これ以上改善の余地がない程に洗練されています。

紙のノートにメモすることの最大の欠点は、検索できないことです。

目的が短期的なメモであり、過去のデータを検索することを必要としないのであれば問題ありませんが、検索する必要がある場合、アプリにデータ入力することの方が適切でしょう。

紙では探すのに時間がかかってしまいます。たとえ付箋を貼ったとしても。
紙は物理的にかさばる面もあります。

むしろ、それらのメリットを感じないのであれば、無理にデジタル化に流されず、紙を使うことの方が良いでしょう。

メモを完了する速さを考えると、一旦紙に書き、あとでまとめて必要な情報だけをアプリに入力することの方が、効率的かもしれません。

ビジネスでは、ほぼ全ての業種でメモを必要とします。
以前からも室内のオフィスでは、PCの前にいる時にいつでもアプリに情報を入力できていました。
今やスマホやタブレットがあれば、屋外でも簡単に入力できます。

こうなってしまえば、その場で入力したほうが効率的なケースが多いのではないでしょうか。
紙よりもスマホの方が手元にあるというシーンが多いです。
メモは忘れないうちに書きたいので、何よりも大事なのは速さです。

つまり、スマホを持っている人であればメモアプリを使うことは必須です。

メモアプリはどれを使っても大差ない

パソコンやスマホでほぼ必須ツールとなったメモアプリ。

では、どのアプリを使うのがおすすめなのでしょうか。

最近、あるメモアプリ(ノートアプリ)を使っていたところ、「絶対、○○アプリがおすすめだよ!変えた方がいいよ。」と別のメモアプリを使うことをおすすめされました。

おすすめされたアプリも知っていましたし、使ったこともありました。
改善されてその頃よりも使いやすくなっているのかもしれませんが、蓄積したデータの引越し作業と新たな操作になることを考えるとアプリを変えようとはなりませんでした。

結論から言うと、メモアプリはどれを使ってもいいと思っています。

ここでは、その理由とどのようなケースで同じメモアプリを使う必要があるのかについて一つの見解をご説明いたします。
それでは行ってみましょう。

それでもおすすめする5つのメモアプリ

先程、どれでもいいと書きながら矛盾しますが、いちおテーマがメモアプリなので少しだけアプリを挙げます。

おすすめの5つのメモアプリです。

Evernote
OneNote(Windowsほぼ標準)
KEEP(Android標準)
メモ(Mac標準)
よく使うアプリ(そのアプリ内にメモ)

どれもおすすめのアプリです。
標準でインストールされているアプリは、ダウンロードする手間が不要な点と容量を使わない点にメリットを感じます。

また、OSが存在する限りはサービスも終了しないだろう(予想)という安心感がありますね。
動作が軽い、端末変更時の引継ぎが楽、というメリットもありそうです。

Evernoteは、使いやすさとUIから、それを上回るくらいデスクトップ版orスマホ版アプリをインストールする魅力があります。

あえて、欠点も説明しておくとアプリの構造により同期のタイムラグが発生するため共有する人数が多い場合はストレスを感じるかもしれません。また、その影響でフリーズっぽい症状が出ることもあります。その場合は、慌てず更新を待ってあげましょう。

おっと、5つ目はメモアプリじゃないですね。
しかし、これも意外とおすすめです。
よく使うアプリを使い、そのアプリ内のどこかにメモするという意味です。例えば、LINEでしょうか。

結局、よく起動するアプリかどうかが重要です。
どこにメモしたかを忘れてしまっては元も子もありませんから。
テキストをメモするくらいの機能はよく使うそのツールにあるのではないでしょうか。

大事なのは、検索機能があるかどうかです。
冒頭にも説明したように検索する必要がないのであればもう紙に書いちゃってください。むしろその方がおすすめです。

そして、ここに挙げたメモアプリ以外にも多くのサービスがあるのでどれを使ってもよいと思います。

どのアプリを使うかにこだわる必要はない理由

では、なぜどのアプリを使うかにこだわる必要はないのでしょうか。
その理由は、テキストで保存し検索することしか求めていないからです。

メモアプリであれば、当然その機能は備わっているでしょうし、その機能に大差はありません。

細かい点を言えば、容量、レスポンス、エディタ機能、共有、リマインダーなど色々とあると思います。
それらを比較したい、気になるという場合、自分でアプリを選択する知識とこだわりがあると思いますのでここでは省きます。(機能重視であれば、おすすめはEvernoteです。)

つまり、メモアプリに求めるのは保存と検索であり、どのアプリを使おうが目的を満たしているので、どれでもいいってことです。

誰かと同じアプリを使った方が良いケース

つぎに、同じメモアプリを使う必要性についてです。
どのような場合に個人的に好きなアプリを使うのではなく、他の人と同じアプリを使う事を優先すべきなのしょうか。

それは、共有する場合です。
細かく言えば、共有する頻度で判断することをおすすめします。

共有情報が多い場合やその頻度が高い場合では、自分の好みのアプリを使うことよりも共有者全員が同じアプリを使うことを優先した方が良いでしょう。

共有する頻度が低いのであれば、共有用リンクや公開リンク機能を使えば問題ありません。今やどのノートアプリにも備わっている機能でしょう。

組織やチームで利用する場合は、共有する情報だけでなくその操作も同じ方が効率的です。またデバイスなどの違いにより異なるOS環境であることも想定した方がいいでしょう。

効率化を追求するとオールインワン

自分の好きなアプリを使うなら使いやすさ、サクサク感、機能で選ぶ。

共有するならアプリを統一して効率的に。

しかし、ここまでは「メモする」という事においては効率的ですが、コミュニケーション機能やより専門的な業務情報の管理の事も考えると、まだまだ効率化の余地があります。

昨今では、多くのサービス(SaaSなど)が登場し、複数のサービスを併用するユーザーが多いという事実があります。

これからは、メモから専門的な業務情報まで、全ての業務情報が一つのサービスにまとまったオールインワンのツールが求められるのではないでしょうか。
その時はオールインワンのソフトの中にメモすることが効率的でしょう。

そうなるまでは、好きなメモアプリを使ってよいのではないでしょうか。

それに、メモって個人的なスケジュールやアイデアなどがメインだったりするので、そうなったとしてもメモアプリは好きなものを使っているかもしれません。

好きな手帳を選んでいたのと同じように好きなメモアプリを選んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

メモアプリは好きなものを使えばいい。個人的な情報か共有が必要かで判断し、端末変更の事も想定すると良い。

組織やチームで共有する場合は、アプリを統一する方が効率的だ。ただし、メモは個人的な情報も多いので、使い分けるのもアリ。

今後さらなる効率化を求めて行けばオールインワンのソフトになるだろう。ただ、結局メモは別かもしれない。

紹介

最後にこのサイトにあるツールを一つ紹介させていただきます。

メモアプリではないですが、「セールスAppKATA」は進捗管理から販売管理までを行えるシンプルなオールインワンのソフトです。
業務に必要最低限の機能に絞り、わかりやすく、ユーザーのカスタマイズ性を追求して開発されており、実務での改善意見を取り入れつつバージョンアップしています。

今のところ、メモアプリを含むことは考えていません。ここに書いた通り、メモは好きなアプリを使って欲しいと考えています。

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