脱Excelか活Excelか。

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データ管理するには何を使う?

データを管理するソフトの種類は無数にあります。

保存して検索する機能はどのソフトにもあります。

ユーザーの現状を見ると、Excelで管理しているケースは多いです。

Excelは表計算ソフトであり、データベースソフトではないのですが、すぐに扱えてデータを整理するには便利なので多くのユーザーが利用していることかと思います。

ネットで解決策を検索したら、関数や色々な方法で解決できるメリットも大きな要因でしょう。

長く利用していると、ファイルの数が多くなったり、ファイルサイズが大きくなったり、複数人での共有がうまくいかなかったり、引継ぎが難しかったり、さまざまな問題にストレスを感じることも多いです。

そこで、Excelを卒業しよう。脱Excelしようという方針ももちろんあります。

ただ、何かのメリットを得るには失うものがつきものです。

そこで、脱Excelと活Excelのメリットデメリットを比較してみました。

状況にあった選択の助けになればと思います。

脱Excel

脱excel,データ管理
脱Excelとは、Excelを卒業し、データベースソフトを使うようになること。
データを扱うには、Excelより適したツールを使おうという考え方。

活Excel


活Excelとは、これまでExcelで管理してきたデータを活かすこと。
Excelと他のツールを併用しようという考え方。

脱Excelのメリットとデメリット


Excelは表計算ソフトであり、データ管理方法として、それより適切なものにデータベースソフトがあります。

データベースは、構造化データとして整理されます。

共通部分はまとめて整理され、多くのデータを貯蓄し、必要なデータだけを取り出すことができます。

Excelで管理していると、複数のExcelファイルの発生し、整理がつかなくなりことがあります。

データベースで管理することは、これを防ぎます。

また、複数人で共有しやすく同時編集が行えたり、統率しやすいメリットがあります。

Excelでは整理がつかなくなったらExcelを卒業し、データベースソフトを利用することで、業務効率化するケースは多いです。

活Excelのメリットとデメリット


Excelは表計算ソフトであり、データ管理方法として適切なものはデータベースソフトである。とはいっても、自分で扱えないのは非効率です。

データを保存し、検索することはたいていできるでしょう。

しかし、集計したい、印刷を微調整したい、など思い立った時に他人に伝えるのは、自分で行うよりも効率が落ちます。

Excelを使うことが例え適切でなくても、その日のうちに自分で解決できるメリットがあります。

Googleで検索した際に、様々な解決策を情報として得ることができます。

他人に依頼することはコストにもつながります。

これまで行えていたことを全てシステムに置き換える必要はないかもしれません。

共有や統率が必要な部分をシステム化し、Excelと連携しユーザー側で行えることを増やす方が満足度が高いケースは多いです。

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